それからすぐにあたしはさくやさんと会う機会を設けられた。
新宿東口広場。
そこで待ってたのは私服姿のさくやさん。
普段見ない私服に少し、ドキドキする。
あたしはゆうやの少し後からついていった。
「あ、ゆうやさん。おはようございます!」
さくやさんはゆうやに向かって、礼をしながら挨拶をする。
それに軽く手を上げてゆうやは答えた。
「あ、うん。
今日は俺、用事あって。
こいつよろしく」
「え?」
「こんにちは…」
「…あ、かりちゃん」
さくやさんはあたしの顔を見て、目をまん丸にした。
気まずそうなさくやさん。
それはそうだ。
さくやさんの中であたしはゆうやのお客さんで、マジカノなんだから。
実際は全く違うんだけど。
「じゃ!」
それだけ言うと、ゆうやは何か言いたげなさくやさんを無視してどっかへ行ってしまった。
残された二人の間に気まずい沈黙が流れる。
新宿東口広場。
そこで待ってたのは私服姿のさくやさん。
普段見ない私服に少し、ドキドキする。
あたしはゆうやの少し後からついていった。
「あ、ゆうやさん。おはようございます!」
さくやさんはゆうやに向かって、礼をしながら挨拶をする。
それに軽く手を上げてゆうやは答えた。
「あ、うん。
今日は俺、用事あって。
こいつよろしく」
「え?」
「こんにちは…」
「…あ、かりちゃん」
さくやさんはあたしの顔を見て、目をまん丸にした。
気まずそうなさくやさん。
それはそうだ。
さくやさんの中であたしはゆうやのお客さんで、マジカノなんだから。
実際は全く違うんだけど。
「じゃ!」
それだけ言うと、ゆうやは何か言いたげなさくやさんを無視してどっかへ行ってしまった。
残された二人の間に気まずい沈黙が流れる。