それから数ヶ月。 私と一緒に食事をするブルーはその翡翠の輝きを更に増し、よく太っている。 いつだったか遊びにきた友達が 「何この大きなかえる!」 なんて言って出て行ったっけ。 彼氏も友達もいなくなってしまったけど、ブルーがいれば大丈夫。 そんなに大きいかな? 毎日見ているからよく分からない。 座椅子に座り込んで豪快に親子丼を平らげるいつもと変わらないブルーの姿を見ながらそんな事を思った。 こんなに、可愛らしいのに。