その時、頭に何かが乗って、 ぽんぽんと叩かれた。 「まあまあ、琴音も悪気あった訳じゃねぇんだし」 そう、ひょっこり陽翔が出てきて言う。 「知ってるよ、わざとだったら殺してる」 「…こ、ころ……」 「俺が殺させないから、大丈夫」 そういって、あたしを後ろから抱きしめる 陽翔。 「え…陽翔?」 見上げると、ふざけたことを言ってるのに 目は笑ってなくて… 湊も、本気で怒ったような目で 陽翔を睨む。 …なんで? あんなに、仲良かったのに…?