【短】桜の咲く頃。




それでも、私がここで放り投げるわけにもいかない。


こんな私の背中を押してくれた大好きな友達がいる限り。



私は頑張れる。



頑張れても寂しさにはどうしても抗えなくて。



ここ最近は図書室が私の隠れ家的な存在になっている。



この図書室は普段から利用者がほとんどいなくて、放課後になると滅多に人が来ることはない。




寂しい時、ツラくなった時、ことあるごとに私は図書室にお世話になっている。