腕を強くひきながら、階段を降りてゆく。
いたい…
腕がジンジンしてきたわ…手型ついたらどうしてくれるのかしら?
連れて来られたのは授業に使われていない空き教室。
「…。」
「…。」
……え?何で沈黙なの?あなたがここに連れてきたのよね?早く用件言ってよ。
授業さぼるのは不本意なんだから。
というか…
「う…で…。腕離してよ?」
いたいんですけど?
「あっ!!ごめん……」
パッと離されたけどヒリヒリするし、袖をめくるとやっぱり赤くなってる…
仮にも女の腕をこんなに強く握っていいと思ってるのかしら?
腕をさすりながら
「それで…何かご用?」
あくまでにこやかに…
「…あのさ…俺、お前を初めて見た時から・・・ーー」
!?もしかしてこのタイミングで告白?え?こいつも、周りと変わらないのか…
「お前の笑顔が嘘だって気づいたよ。」
「・・・。はっ???」
え?何?どーしたの?
いきなりすぎて頭がついていかない…
「だからさ、作り笑い…ずっと作り笑いだったよな?それさ、やめたら?」
な、なんで?突然そんな事言われて よくわかったねー なんて笑いとばせない…てーか笑えないわ…。
でも、そっか…気づかれてたのか
なんか悔しいわね…

