入学式が終わり、急いで、猫のもとへ向かった。 どうしようか……。 ほっておけないし……。 俺んちは、兄貴がアレルギー持ってるから、 動物は変えないんだ。 そんなことを考えてると、 「あっ、あのっ……。」 後ろから突然、声をかけられた。 「何?」 女の子が、俺に、話しかけてきた。