私だけ冷たくする彼。


「どこいくの?」








「俺の好きな場所」









…………って、分かんないや。








「ついたけど。」









「ここって……屋上?」









「そう。屋上」









「来て」










「えっ」









「俺、ずっといえねぇ事、あったんだ」









いきなり喋り出した。