──授業が終わった。 私は、借りたい本があって図書室に向かう。 放課後の図書室は、ほぼ、誰もいない。 静かで、一回寝てしまったことがある。 あのときは、警備員さんが、おこしてくれた。 その時は、夜遅く、帰ったら起こられた。 ガラッ。 図書室についた。 そのまま、後ろの方まで行き、よみたい本を探す。 ……!! 奥までいったら、誰かが寝ていた。 その誰かってのは、野村くん。 何で……? こんなとこにいるんだろう。