足が動くことは出来ないのに、座ることは出来た。 私はへなへなと泣きながらその場に座った。 どさどさっ 「⁉」 私が座る時に本が背中に当たって落ちてしまった。 「誰⁉」 “美沙”がヒステリックな声でこっちを向いた。 さっきまでの甘い声は何処かにいってしまったらしい。