陸は細かい私の表情にすぐに気付くからなるべく顔を合わせないようにリビングに向かった。 「そういえば、若菜さんが心配してたよ」 荷物を置いた陸が私にそう言った。 「本当?悪いことしちゃったな」 若菜心配してる顔が頭に浮かんだ。 「明日は元気良くしなきゃ…」