葵…‼ なんで、葵がここに…。 「……ふっ、んぁ…」 要のキスはだんだん深くなっていって私は息が出来なかった。 やっと唇を離してくれた時には私の息は完全に上がっていた。 「あ、葵っ……」 部屋の入口に突っ立ったままの葵は私の声ではっと我に返ったらしく、私を見つめた。