部屋の真ん中に大きなソファーがあって、私はそこに腰掛けた。 ふかふかだぁ…。 宮野家はお金持ちなんだなぁ。 だって家具とかも有名な企業の物だよ! 元々、私とは釣り合わなかったんだよ、葵なんて…。 私のため息は静かな部屋に響いた。