「お、邪魔します…」 思ってたよりも凄い豪邸で私はビックリした。 「じゃあ俺の部屋二階上がって左曲がって右から二番目の部屋だから」 「…?」 私が理解する前に要は何処かの部屋のドアを開けて行ってしまった。 私は恐る恐る二階に上がった。 二階には何個も同じような扉があって、どんだけ家広いんだよ、って思った。 私は左に曲がって右から二つ目の扉に向かっていた。 「ここ、かな…?」 私がドアノブに手を掛けた時、どこからか人の声が聞こえた。