「す、すごいお母様だね。」 「ん?まーね、あれが一年中だからもう慣れたけど。 ちなみにそのドレス母さんのブランドのだよ。」 「え、嘘!凄い…。」 こんな可愛いドレスをデザインできるって凄すぎる。 「まぁ、選んだのは俺だけど。」 そう言ってキュッと腰を引き寄せられる。 「ちょっ、やだ離れて!」 そう言って引き離そうとするが、全然動かない。 櫻木悠希独特の、マンダリンのオリエンタル・シトラスな瑞々しい香りが鼻を擽る。