さて、職員室に行こっか。
あたしはノートを抱えて歩き出した。
ふと、前の方を見ると楽しそうに話しながら歩いてくる男子の集団があった。
……はぁ、最悪。
祥もいるじゃん。
あたしが会いたいのに会いたくない人。
まだ祥のことが好きだから、姿を見るのが辛い。
ざわざわ騒がしい廊下。
あたしは祥の横を通り過ぎる。
祥は、あたしに見向きもせず歩いていった。
……なんであたし、こんなに祥のことばっかり考えてるんだろ……。
終わったはずなのに……。
終わった……、はず、なのに……。
そんなことを考えるのは何回目だろう。
祥と終わったのも事実で、祥に好きな人がいるのも事実で。
あきらめなきゃって、思うのに……。
あたしはノートを抱えて歩き出した。
ふと、前の方を見ると楽しそうに話しながら歩いてくる男子の集団があった。
……はぁ、最悪。
祥もいるじゃん。
あたしが会いたいのに会いたくない人。
まだ祥のことが好きだから、姿を見るのが辛い。
ざわざわ騒がしい廊下。
あたしは祥の横を通り過ぎる。
祥は、あたしに見向きもせず歩いていった。
……なんであたし、こんなに祥のことばっかり考えてるんだろ……。
終わったはずなのに……。
終わった……、はず、なのに……。
そんなことを考えるのは何回目だろう。
祥と終わったのも事実で、祥に好きな人がいるのも事実で。
あきらめなきゃって、思うのに……。