「やっと、夢が叶いそうだったのに…」 「なのに…病気なんて……」 美夜… 「もう…会えないなんて…」 優しく、美夜を抱きしめる。 「俺は、もう帰るな…本当に悪かった。悠雅君、美夜も…」 そういって、歩き出す忠治さん。 「お父さんっ…」 美夜が、そう呼ぶ。