「…美波…」 何だか、芽衣泣きそう? あたしの手をギューッと握る芽衣は、瞳をウルウルさせてあたしを見てくる。 「朝から泣かないの」 「美波が泣かせるから…っ」 大きな目からこぼれ落ちそうな涙を、芽衣は上を向いて必死に乾かしてた。 「ありがとね、芽衣。」 「美波も、ありがと」 芽衣が友達で良かったよ。 「久しぶりに一緒に帰ろっか!」 その辺の男の子をメロメロにしちゃいそうなくらい、可愛い芽衣の笑顔。 断るわけもなく、頷いた。 「もー、美波大好き!」 あたしも、芽衣のこと大好きだよ。