Storm -ただ "あなた" のもとへ-


   *

火曜日の帰る夜まで閉じ込められた。

一日で終わると思ったのに。

胃が気持ち悪くて吐きそうだった。

体中で鈍痛がし、中から発熱していた。

肌も布が触れるだけで痛い。

膝の内側に力が入らず、ベッドから下りたらそのまま崩れた。

頭までぐらぐらして、時々手で押さえる始末だ。

やりすぎるとこうなるのか。

綺樹は自嘲した。

ジェットの中でかろうじて睡眠をとると、ダバリードの自分の部屋に入った。

眠る前、携帯の着信を見た。

何件も入っていたが、でも、もう何も出来ない。

部屋に入ってきたグレースは綺樹の様子にぎょっとした。