私は虎之助を守るように、虎之助の前に手を出してガードする。



「てめえ!引っ込んでろよ!」


私を睨み付ける数人の男一人。




「あんたこそ引っ込んでなさいよ!」

「は?」

「私の友達に乱暴しないで!あんたたち自分がやってることわかってるの!?やってることのレベルでいえば最低だよ?それでも高校生?ダサいし、ショボすぎる」

「て、てめえ…引っ込め」


男の顔色が変わる。




「こんなショボすぎることやめて、もっとまともなことしたら?」