宴会部屋に行くと、大きな垂れ幕に、 若頭お久しぶりパーティー と、デカデカと書かれていた。 そして、俺らに気づいた組の奴らが、 「「お久しぶりッス~!!」」 と叫んだ。 組の中じゃなかったら恥ずかしさで死んでたな。 そして、親父が席に着き、焼酎の入ったグラスを掲げた。 「乾杯」 その声でみんな騒ぎ出した。