正直放置したい気分なんだけど…




「めんどくせぇな…」




もし、放置して拉致でもされたらダルいしなぁ…




「結衣~!!」




この声は…救世主か!




「何してんの…ってなんじゃこりゃあ!!」




俊は姫と倒れている男を見て、うぉーとかやべぇ!を連発している。




「そうだ…俊??」




「ん??」




「零さんに電話してよ」




「いいけど…なんでや?」




「これ。」




あたしが姫たちを指差すと、理解したようで、





プルルルル…





電話をかけてくれた。