【短】強引な君

先生は何をしたか、わかっているのだろうか。


っていうか…私…は…は…初めてだったんですけど!?



「うー…っ」



「ハイハイ。ほら、水飲め」



先生の大きな掌が私の頬を包んで顔を上げさせる。



「…ッ…んん!?」



てっきりペットボトルを渡してくれるのかと思っていたら、口移しで飲まされた。


ぴったりと唇が合わさって、水が流れ込んでくる。


驚きつつもなんとか飲み込む。



……たくさん泣き喚いたからなぁ。


枯れた喉に潤いが染み込んでいくようだ。