『叔父さん、色々やってるらしくてね…。それで、そのペンションと同時経営してるカフェでバイトしないかって』


「バイト?」


『そう。基本は遊んでていいんだけどね。忙しい時間にちょっとだけーって。若い子がいいらしいよ』


「へえ…そうなんだ。…でも、出来るかなぁ」


バイトなんてしたことがないので、不安になる。

きっと若い人向けのお洒落なカフェなのだろう。

ちゃんと笑ったり注文取ったり…出来るかなぁ。


『大丈夫よ。私もいるし。1週間くらいかな?のんびり遊ぼうよ』


「うん、考えておくね。あとでお母さんに聞いてみる」