問題集を解きながら、チラリと横に座っている王子を盗み見る。
王子はいつの間に持ってきていたのか、小説を読んでいた。
どうやら洋書らしい。
びっしりと英語で埋め尽くされていた。
横顔も綺麗だなぁ…。
鼻は高いし、伏し目がちになって、頬に長い睫毛の影が落ちている。
金髪も――…眩しい。
「……………」
それから何分か経って…
問題は一応出来たのだけれど、なかなか王子に声を掛けれなくて…私はそのまま王子の横顔を見つめていた。
王子はいつの間に持ってきていたのか、小説を読んでいた。
どうやら洋書らしい。
びっしりと英語で埋め尽くされていた。
横顔も綺麗だなぁ…。
鼻は高いし、伏し目がちになって、頬に長い睫毛の影が落ちている。
金髪も――…眩しい。
「……………」
それから何分か経って…
問題は一応出来たのだけれど、なかなか王子に声を掛けれなくて…私はそのまま王子の横顔を見つめていた。


