「──…、だから、ここは"that"になるの」
「ふんふん。ここが……こうで、──うん、わかった!」
「飲み込みが早くて助かるわ。どこかの誰かさんとは大違いねェ……はぁ…」
「ふふ、拓真くん、英語もダメなんだね」
一通り説明し終えた王子は、何回も説明してもちっとも理解してくれない誰かさんを思い出したのか、深い溜息を吐いた。
「じゃあ、問題やってみましょうか」
「うんっ」
張り切って問題集に挑む。
英語にもだいぶ、慣れてきたかもしれない。
「ふんふん。ここが……こうで、──うん、わかった!」
「飲み込みが早くて助かるわ。どこかの誰かさんとは大違いねェ……はぁ…」
「ふふ、拓真くん、英語もダメなんだね」
一通り説明し終えた王子は、何回も説明してもちっとも理解してくれない誰かさんを思い出したのか、深い溜息を吐いた。
「じゃあ、問題やってみましょうか」
「うんっ」
張り切って問題集に挑む。
英語にもだいぶ、慣れてきたかもしれない。


