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「ふぅん。やっと告白したの」


「へぇ」


「え…っ…亜希、知ってたの!?」


夜。部屋で、二人に嵐くんと何を話していたのか聞かれて(尋問?)全部話した。

何故か二人とも驚くことはなく、海ちゃんに至っては、へぇの一言。


私、すっごく驚いたのに…!


「姫乃にそういう目で見られてないってのに気付いてたと思うんだけど。あのヘタレも頑張ったなぁ」


「ううっ…」


たしかに…そういう風に考えたことなんて、なかった。

嵐くんは──あくまで亜希の従兄弟…友達、だったから。


もう…友達には戻れないのだろうか。

それを考えるとなんだか悲しくて…胸が痛い。