「うーわ、ちょ、コレ、一応たっくんの失恋パーティーなんだけど!主役が片付け…ぶぷっ、ウケる!!あ、落ちた」
「ざまぁ。海、お前もやれ。実は片付けの人員は二人だ」
「えーっ!なにそれ……って誰も突っ込まないしィ」
そんな二人の会話を聞きながら、私たちの意識は線香花火に集中。
なるべく、長く──…揺らさないように気を付けながら、その小さくて儚い灯りに…釘付けになる。
「…………」
「……」
その後、嵐くんも亜希も終わってしまったようで。
そして──…
「「あ」」
私の線香花火は王子の線香花火と同時に終わりを告げた。
「ざまぁ。海、お前もやれ。実は片付けの人員は二人だ」
「えーっ!なにそれ……って誰も突っ込まないしィ」
そんな二人の会話を聞きながら、私たちの意識は線香花火に集中。
なるべく、長く──…揺らさないように気を付けながら、その小さくて儚い灯りに…釘付けになる。
「…………」
「……」
その後、嵐くんも亜希も終わってしまったようで。
そして──…
「「あ」」
私の線香花火は王子の線香花火と同時に終わりを告げた。


