「ロケットもあるぞ」
「あんたが、火つけてくれるのよね?」
「あ…?そ、そりゃあ……おう」
腕を組んでそう言う亜希に、なんだか嵐くんは怯えていた。
そしてその隣の海ちゃんを見て、もっとびくついていた。
……本当にどうしたのだろう?
「……なに、花火?」
おお!拓真くんが喋り掛けてくれた!
「そだよー。今日はたっくんの失恋パーティーなのだ!」
「──それは……どうも?」
「まあまあ。ほら、拓真、楽しみましょ?」
海ちゃんの言葉に、ひくっと口元を歪ませた拓真くんの両手に十本くらい握らせる王子。
それ……一気に着火したら駄目ですよ!?
「あんたが、火つけてくれるのよね?」
「あ…?そ、そりゃあ……おう」
腕を組んでそう言う亜希に、なんだか嵐くんは怯えていた。
そしてその隣の海ちゃんを見て、もっとびくついていた。
……本当にどうしたのだろう?
「……なに、花火?」
おお!拓真くんが喋り掛けてくれた!
「そだよー。今日はたっくんの失恋パーティーなのだ!」
「──それは……どうも?」
「まあまあ。ほら、拓真、楽しみましょ?」
海ちゃんの言葉に、ひくっと口元を歪ませた拓真くんの両手に十本くらい握らせる王子。
それ……一気に着火したら駄目ですよ!?


