***
その日の夜。
なんだか寝付けなくて、飲み物でも飲もうと一階へ降りる。
「…………」
──静か、だ。
引っ越してから住んでいるところは人が多いからか、やっぱりうるさい。
道路の喧騒とか隣の人の生活音とか色々。
窓から差し込む月明かりを頼りにリビングまで行き、大きなソファに座る。
ふかふかで沈んでしまいそう。
しばらくしてそのまま──…寝てしまいそうになっていたところに、
「姫?」
「──ッ!?」
王子が現れた。
その日の夜。
なんだか寝付けなくて、飲み物でも飲もうと一階へ降りる。
「…………」
──静か、だ。
引っ越してから住んでいるところは人が多いからか、やっぱりうるさい。
道路の喧騒とか隣の人の生活音とか色々。
窓から差し込む月明かりを頼りにリビングまで行き、大きなソファに座る。
ふかふかで沈んでしまいそう。
しばらくしてそのまま──…寝てしまいそうになっていたところに、
「姫?」
「──ッ!?」
王子が現れた。


