私達は隣同士座って、ブランコに揺られていた。
「ふわー…何年ぶりだろ…」
アウトドア派じゃなかった私は、公園で遊ぶことなんて、本当に少なかった。
「ふふっ、いくつになっても楽しいわねェ」
そう言って笑う王子も懐かしいのか楽しいのか、ニコニコとご機嫌だ。
「よく……姉や妹を乗せて押したものだわ」
「そうなの?お姉さんと妹さんがいるんだぁ」
何故か突然遠い目をしてそう言った王子に、どうしたんだろうと思いつつも女兄弟が多いのかなぁと問いかける。
「ふわー…何年ぶりだろ…」
アウトドア派じゃなかった私は、公園で遊ぶことなんて、本当に少なかった。
「ふふっ、いくつになっても楽しいわねェ」
そう言って笑う王子も懐かしいのか楽しいのか、ニコニコとご機嫌だ。
「よく……姉や妹を乗せて押したものだわ」
「そうなの?お姉さんと妹さんがいるんだぁ」
何故か突然遠い目をしてそう言った王子に、どうしたんだろうと思いつつも女兄弟が多いのかなぁと問いかける。


