私達は、公園のベンチに腰掛けた。 少し、落ち着いた私に 「これ、飲みます?」 そう言って、差し出して来たのは 「これ、お酒じゃん」 お酒だった。 「愛莉さん、めちゃくちゃ酒強いから」 そう言って、ニッと笑った。 「翼達が、弱いだけだよ」 私も翼に笑い返した。 「愛莉さんは、笑顔が一番っす!」 「え?」 「なにがあったかは…聞きませんが やっぱ、愛莉さんは笑ってた方が可愛いっすよ」 そう言って、優しく笑った翼に また、涙が出そうになった。