「う、ん…元気、だよ…。椎は、退院したんだね」 途切れ途切れに喋る私に、椎はクスッと笑ってまぁねと言った。 「なんで、ここに…?」 「偶然通りかかったんだ。そしたら愛莉ちゃんがいてさ!」 びっくりしたよ。と、笑いながら言った。 でも、私は笑えなかった。 なんで、普通に喋れるの…? みんなを裏切ってるのに…。 そんな私に気づいたのか、椎は真剣な表情になり、 「…愛莉ちゃん…。もう、戻ってくる気はない…?」 「えっ…?」 「…流星のこと嫌いになっちゃった?」 嫌いになるわけない…。