「さむっ…」 倉庫を出ると、冷たい風が当たった。 「流星…」 無意識に私は流星の名前を呼んだ。 バカだなぁ…。 忘れられてないじゃん…。 大翔達といる時は、思い出さないのに、一人になるとやっぱり思い出してしまう。 もう、戻ろう…。 私は、倉庫に入ろうとした。