転校してきた幹部の皆は当然のことながら敵意剥き出しで・・・
 

「落ち着きなさい。」


私が言う。皆は唖然している。そりゃそうなるだろう。
  世界一の暴走族の幹部が集まっているのだから。


「でも、総長。
あんなにお怒りになるなんて、なにがあったんです?」


隼人が言う。だけどあのことは言えない・・・

私が1人で背負うべき罪だと思うから。

此処で言えたらどれだけ楽だろう。


「ごめん。言えない・・・でも、

鬼神は・・・レイプ、刃物などをやっていて最低な暴走族」


すると弓良が


「じゃぁ、神龍は?」


「私を潰すってさ。

喧嘩を売られたら買う。初代の言いつけを守ったのみ。」


「ヘー」


「俺等の総長に手ぇ出そうとするなんて・・・

許せねぇ。」


「母さん・・・同感~」


「誰が母さんだ!俺はそこまで老けてねぇ!」


・・・そこ?普通は、女じゃねぇっていう奴じゃないの?


「春、全国の母親やってる人に謝りなさい。

 誠も茶化さない。春は女の人じゃないでしょう。」


「全国の皆さん・・・

すいませんでした!」


・・・マジか。春は・・・勇者だな。

マジで謝るなんて・・・