「・・・嘘よね?私達・・・友達でしょ?」


「そんなのが友達なはず無いだろ?

 俺の怒りはこれだけでは収まらないぜ?」



「・・・」


「おい、お前嘘ついてんじゃねぇ。

 コイツがそんなことする筈ないだろ。

あんまりだとお前を・・・どうするかわからねぇぜ?」



コイツがアホな総長か。


「お前が総長様?スパイも見抜けず、仲間のことも考えられないっていう・・・

  お前・・・何で総長やってるの?総長は、仲間を信じ、

仲間を、何よりも大切にして・・・そういう人が総長になれるの!

 お前は・・・何がしたくて総長という素晴らしい位地に着いたんだ?」




「・・・お前・・・マジで潰す・・・!」



私は多少理性が飛んでいたらしく相手の総長様はお怒りのようだ。
  だから・・・挑発をしてしまったのかも・・・
主に、無意味な喧嘩をするなっていう意味を込めたんだけど・・・


「はいはい。何時?そっち仲間で掛って来なよ。

 私も仲間で戦うから。絶対負けないから。」



「明日の昼休み。」


「分かった」



こうして勝負することが決まった。