--美生・・・私はあなたを許さない・・・

だって・・・あなたは・・・私を裏切り、皆までも裏切ったのだから・・・


美生・・・あなたは、また同じことを繰り返すのーー??


美生・・・あなたは、まだ・・・闇から抜け出していないの??




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「おはよう。総。」


「はよう。って、ええ!?恵美が挨拶を・・・!!」


失礼な人だ。私だって挨拶ぐらいはする。
   

「そーう♪屋上・・・恵美?」


こう言ったのは・・・


「久しぶりね。美生。」


「何で・・・」


「何で・・・じゃないよね?

 二度と私の名前を呼ばないでくれない?

 また、同じことをするつもり?」


「何のこと?」


そう言う美生は明らかに目が泳いでる。



「ふざけんじゃねえ!!!!」


この教室に居た人全員が怯える。でも、今はどうでもいい。



「お前がやったことで、どれだけの人が傷ついたと思ってるんだ!!

 お前にとって、私や・・・皆はどういう存在なんだよ・・・」



美生は、私のキレる要素抜群の爆弾を落とした。


きっと、総のことはどうでもいいのだろう。