クールな女総長様

・・・読み終えた。帰ろう。


寮に帰ってきた。すると・・・


「あっ・・・」


「・・・よぉ」


馨と会った。また会うなんて・・・最悪だ。女嫌いなようだし・・・
  早めに帰るか。


「それじゃぁ。」


私は歩き始めた。


「待て」


「・・・何」


こっちが珍しく気を使ったのに。待てとか私は犬かよ。


「名前・・・教えてくんねぇ?」


「はい?」


あれ、馨って女嫌いじゃなかったっけ?私の記憶違いかな?


「名前教えて・・・」


しょうがない。


「嶋崎  恵美。」


「俺、馨だから」


「・・・知ってる」


「そうだったな」


「うん。」


「「・・・」」


もう行っても良いかな。


「じゃあね」


「アドレス・・・」


まだ有るのってアドレスね。