さて、私も陸と帰るか。 教室を出て、校門に行ったら陸がいた。 「陸~。待たせてごめんね。」 私は思いっきり陸に向かって手を振った。 「佳夜。ううん、大丈夫だよ。帰ろっか。」 「うん!」 陸がそっと手をつないでくれる。 今日出会ったとは思えないほど、私は陸が大好きになった。 「陸。」 「うん?」 陸がこっちを向く。 「だ~いすきだよ!!」 陸が小さく笑う。 「ありがとう。」 も~!陸かっこよ過ぎ!!