「もう無理だよ…。私、高校行けない。」 ガチでヘコむよ…。 0点取るのが難しいなんて…。 「大丈夫っ!!後、1年あるし頑張ろ♪ねっ?」 「芽生紅…。」 「私が教える!!最後まで付き合うからっ!!」 「あっ…ありがとう~。」 私は芽生紅にぎゅっと抱きついた。 芽生紅はニコっと笑った。 そして、優しく抱き締め返してくれた。 こうして私は毎日、芽生紅の家に 通う日々を繰り返していた。