『結衣。あんた同じ中学ならわかるでしょ?あたしが何者か。それを知りながらケンカ売ってきたんだろ?それとも大人しくなったから忘れてたのか?』 あたしは黒い笑みを浮かべた。 すると結衣は一歩後ろに下がった。 そして周りの男子がコソコソ話始めた。 「だってあんた手怪我したから…」 結衣は完全に怯えはじめた。