と言って深く頭を下げた。 母は頷き口を開いた。 「そのつもりよ。こんなことがあって触れるのも触れられるのも怖くなるのも無理ないわ。大丈夫。充くんは学校に行ってきなさい。気になるならまた帰りにでも寄ったら良いわ。」 「ありがとうございます。じゃ行ってきます。」 『いってらしゃい』 充は笑顔で出ていった。 ありがとうー……。 充……。