何度キミに逢えば……。




「黙れ変態。」



「だから変態じゃねーって!ただピュアなんだよ!?」



「どこがピュアなんだよ。ったく、分かったからミルクティー2つよろしく」



「はいはい。ご注文どーも」



満足げに彼はキッチンの方に戻っていた。



『あの…名前は?』



ずっと気になってた。



多分……高校生な気がするんだけど……。



「まだ自己紹介まだだったよね。俺は水野陽太(みずの・ようた)。君は?」



陽太は頬杖をしながらあたしを見て微笑んだ。