『なんで…そこまで知ってんだ?』 こいつ…こんなに鋭かったっけ? 「バーカ、何年一緒いると思ってんだよ。それにお前ら両想いだと思うぜ?」 『でも…俺には未来がない。漫画みたいにずっと守っていくことなんて無責任なことは言えねぇ…!』 「でも!まだそうと決まってねーだろ!?勝手に決めつけて、諦めてるんじゃねーよ!!」 『あぁ…だけどそ覚醒する気がするんだ……覚醒したら俺の未来に完全になくなる』 それは前から分かっていたこと……。