「教えなかったのはサプライズだよ。驚いた愛生の顔が見たくて♪あれは口実だよ。助けるためのな」 陽太はあたし頭を撫でてくれた。 「えっ、彼女?何の話!?」 梨花は目をキラキラしながらあたしに迫る。 「陽太くんったら、普段滅多にあんなこと言わないから言葉がクサイったらありゃしない。ねぇ陽太くん♪」 充くんが陽太をツンツンして顔がニヤニヤしてる。