「愛生、安心して。水野くんのこと好きじゃないし、友達の好きな人を取るつもりもないから」 「あはは……初々しいねぇ……愛生チャンはなるべく毎日来て陽太くんの様子を見てあげて」 『分かりました……』 「あっ、愛生チャンも陽太くんの手を触ってもいいしなんなら握ったって構わないからね」 『……ゆ、柚希さんっ!』 「あはは……若いね。じゃあ僕は行くね」 『ありがとうございました』