「それに愛生には記憶がなかった」 そーいえば……。 『なんで記憶を思い出したのかな?』 はじめは何もないただケンカに強い平凡女子高生。 「それは……水野くん……最愛の人に逢えたからじゃない?」 マリンにとってムーン王子は最愛の人……。 一番近いようで遠い存在……。 それは今も変わらない……。 『じゃあなんで結衣とは……?』 「水野くんに負けたから……」 結衣は俯いてしまった。