何度キミに逢えば……。



『マリン…怪我してないか…?』


弓が刺さって腹から血を流したムーンがいた。

「そんなっ……!」

ユキ姫は青ざめていた。


「なぜあたしのこと助けたのですか!?」


『……前に言っただろ…?……次は…俺が……お前を…守るって…』



「そんな……あたしなんかを……?」


マリンは涙を流し、そっとムーンの頬に触れた。