外を見るともう真っ暗だった。 まだ6時なのに日は短い。 冬だから、当たり前だけど。 「おー」 「今日はすべて優チャンのおごりなっ!」 優さんがニコッと笑った。 『えっ、でも悪いですよ』 「えーはじめっから優さんのおごりって分かってたら色々頼んだのに」 陽太は、小さい子どもみたいに拗ねてて可愛いかった。 「お前はもっと愛生チャンを見習えー」