マリンは首を横に振った。 「いえ。お気持ちだけいただきます」 「ワタクシがお嫌いなのかしら?」 「そんなっ!とんでもないです。ユキ姫様から直々に…おこがましくて」 マリンは俯いた。 「クス」 マリンは前を見た。 「あっ、ごめんない。うふふ…貴女面白い子ね。気に入ったわ。お友達にならない?」 「えっ…?」 「と、でも言うと思って?」 ユキ姫は黒い笑みを浮かべた。