―…あれから数日後。 マリンは気まずそうにムーンを見ていた。 ムーンはその視線に気づいた。 『どうした?』 「あっ、いえ…」 マリンは目を逸らした。 「あの…ナリア様が5日後にパーティーを開くそうです」 『行かねーぞ。どーせアイツも来るんだろ?』 「それでナリア様が私もそのパーティーにいなさいと…」 『はぁ!?なんで…』 「ムーン様の世話係として…」